ロビを作っている私

私は実は、あのロビくんを制作中です。
○ィアゴスティーニの、あれです。

実を言うと、初めてロビくんが出た時から
ずっと気になっていました。
いえ、ロボット業界に詳しくない私でも、
作者の高橋智隆さんの作ったロボットを
以前から色々なメディアで目にして、
「この人の作るロボットは、なんてかわいいんだろう！」
と思っていました。

私の世代のロボットのイメージは、
だんぜん鉄腕アトムなんですが、
（火の鳥シリーズに出て来る、
ロビタも捨てがたいですが）
ロビくんはアトムが持っていたかわいさを
ちゃんと踏襲しています。
子供型ロボットだし・・・

でも、模型作りとか機械仕事なんてやったことない女が、
（昔プラモデルで、城を作ったことはあるけど）
いきなりドライバー片手に、ロボットなんか作れる訳がない、
と思って、
ロビの初版の時はあきらめました。

でも・・・でも、好評につき、昨年再版が出ちゃったじゃないですか！
（今年は第３版も出たようですし）

それで、テレビでそのCMを見た時に、
何となく「あぁ、これかわいいなぁ、作ってみたいなぁ。
でも、無理だろうなぁ。」
とつぶやいたら、横にいたダンナさんが、
「作ればいいじゃないですか。」
と言ったのです。

そこで一気に勢いがついてしまった私は、
ネットで注文してしまったのです。

ところが・・・
ロビの再版が始まった直後、おかあさんが骨折してしまい・・・
（ロビの再版が昨年の2月25日からはじまり、
おかあさんは2月26日に骨折！）
それどころじゃない日々が続きました。

それで、2週間に一度ずつ新刊が届くのですけれど、
組み立てる時間も余裕もなく、ただ積まれて行ったのです。

でも最近、おかあさんの介護が、定期巡回になってから、
少しずつ心身に余裕が出て来て、
「かわいい」とか「美しい」とか「楽しい」というような、
忘れていた感覚を感じられるようになって来ました。

そこで、エイヤッと奮起して、今月に入ってから、
たまっていたロビくん制作に乗り出したのです。

今は、頭と両腕と右足首まで作りました。

頭ができた時、思わず「かわいい♪」と言ってしまいました。
本当にかわいいです。思った以上にかわいい！

でも、私みたいなへっぽこ制作者で、
この子はちゃんと動けるようになるのか・・・

ネットを見ると、火を吹いた、とか、
踊るとすぐ転ぶ、とか、片手が動かない、とか、
色々なトラブルがあるようで・・・

ううむ・・・