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足尾銅山に行って来ました。 [旅日記]

先週は、ダンナさんが珍しく夏休みが取れたので、
二人で、足尾銅山に行って来ました。

なんで足尾銅山なのかというと、
田中正造のことを知りたかったからです。

クリスチャンであって、
足尾銅山による川の汚染で闘ったことや、
間違った政治に対して、臆せずに間違っていると発言し、
一切ぶれなかったこと等は知っていたので、
今の危機的な政治をなんとかしなくては、と思う者としては、
田中正造に学びたいと思ったのです。

それで、銅山跡地に行きました。
銅山の跡地は、トロッコに乗って、実際の鉱内に入ることができて、
江戸時代からの歴史や、採掘や精製の方法が展示してあって、
その大変さや、私達が使える銅になるまでのたくさんの工程等が、
よくわかりました。
お子さん達にも楽しめる、わかりやすい施設でした。

でも、田中正造のことは、銅山の歴史の中でちょっと触れられたぐらいで、
あんまり、その人となりはわからなかったです。
館林には田中正造の記念館があるそうなので、
そちらの方がそういうことに関しては学べるのだろうな。

一泊二日の旅で、あまり時間がなく、
近くにあった富弘美術館は、前を通ったものの、行けませんでした。
うぅ・・・見たかった・・・またいつか行こう。

あと最近、レンタカーやカーシェアで、
車に小さい傷をつける、ということが2回ほど続いていた私は、
(自分の車だったら、自分で修理すれば良いだけなのですが、
借りた車だと、小さな傷でも「事故」として、
警察に届けなくてはならないことを知りました。)
自分でも無意識だったのですが、運転がトラウマになっていたようで、
今回の運転は、ちょっと緊張してしまいました。

それに、なんでみんな、車間距離取らないで、
すごいスピードでくっついて来るの?
制限速度プラス10キロぐらいの速さで運転していると、
すぐに後ろに迫って来るの。(そうじゃない人ももちろんいるけど)

最初は、「車の流れに乗らなくちゃ。」と思って、
努力してスピードを出していたのだけど、
ピンカーブが続く山道で、40キロ制限のところで、
なんで60キロ以上出さなきゃいけないの?
怖いし、カーブの遠心力がきつくなるしで、疲れちゃった。
それに何より、道交法違反じゃん。

という訳で、後半はできるだけ、後ろに車が来たら、
退避できるところを見つけて止まり、どんどん追い越してもらうようにしたら、
運転が劇的に楽になりました。

という訳で、今回の旅は、何となく不完全燃焼なところもありましたが、
自然の中を歩けたことと、
銅山跡の売店にいた、美人のおばあちゃんが印象的でした。
(ついつい色々と、銅製品を買ってしまいました。)
あと、地域的に、やはり石とか鉱物が有名なようで、
川沿いを歩くと、おもしろい形の石がゴロゴロあったり、
泊まった宿にも、色々な石が飾ってあったりしました。

そして何事も、神様とダンナさんと一緒ならば、すべて良し!
なのであります。

それから、原因は謎なのですけれど、
その晩泊まった宿で、夜中にいきなり床の間の電気が点く、
ということがあり、あれは何か目に見えないやつの仕業だったのか、
それとも誰かが部屋を間違えて点けたのか・・・???
あと、部屋で撮った写真には、変な光が入っていたんだけど・・・

でも、ダンナさんも私も、そういうのが見えない人なので、
変だなぁと思いながら、寝てしまいました。
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GW@福島 [旅日記]

GWの後半、5月4〜6日は、
ダンナさんと二人で、福島県の土湯温泉と磐梯熱海に行って来ました。

昨年は、おかあさんの介護がシビアな状況だったので、
旅行しても一泊二日が限度だったのですが、
お食事のお世話をヘルパーさんにお願いできたので、
今回は二泊三日で、少しゆっくりすることができました。

まずは新幹線で福島まで行き、
その後は私がレンタカーを運転して行きました。

最初に向かったのは、秘境駅の赤岩駅。
以前、JRで向かって、駅に降り立ったことがあるのですが、
雪が積もっていたので、近くの集落まで行くことができませんでした。
そこで、今回は車で向かって、
前回見られなかった集落を見ようということになったのです。

うねうねと長い山道は、新緑がとてもきれいでした。

途中で偶然、近くで育って、
今はバイオリンやビオラやチェロを作っておられる職人、
というおじさんに会い、
昔の赤岩近辺のお話など伺いました。

その後、土湯温泉に向かいました。
土湯温泉は、こけしで有名で、大きなこけしが橋の両脇に立っています。
カフェに入ると、そこはコーヒーを飲みながら、こけしを見て、
気に入ったのがあれば買うこともできるお店で、
ゆっくりと眺めているうちに、
こけしの色々な表情がかわいいなぁ、と思い、
気になった子を購入しました。

ちなみに土湯温泉は、イケメンの若旦那を売り出しているらしい・・・
若旦那図鑑

筆頭の旅館の若旦那は、私達の泊まった旅館の方ではなかったのですが、
旅館の受付の、外からでも見えるところにおられて、
私達も遠くからそのイケメンぶりを拝見しました。
ちなみにその旅館には若い女性がたくさんおられて、
イケメン効果抜群のようでした。

温泉は、サラサラした単純泉で、よく温まりました。

翌日は、磐梯吾妻スカイラインを通って、
(有毒ガスの発生で、しばらく通行止めになっていたのが、
前日に通れるようになりました)
以前から気になっていた、諸橋近代美術館に行きました。
なんで気になっていたかというと、
この美術館が、ダリの作品をたくさん収蔵している、と、
テレビのCMが流れていたからです。

私は幼児の頃から、変な子供だったようで、
一番好きな画家がダリだったのです。
昔、家にあった絵画の全集の中で、ダリとゴッホばかり見ていました。

でも、これまでダリの作品というと、あのシュールレアリスティックな油絵と、
変わったオブジェぐらいしか見たことがありませんでした。

それが、諸橋美術館では、ダリもこんな作品を描いたんだ、と思うような、
色々なスタイルの作品を見ることができて、とても面白かったです。
ピカソのキュービズムを取り入れていたり、
印象派っぽいタッチで描いていたり・・・

ダリが近代の時代を生きながら、社会的にも色々と苦労をしながら、
自分の世界を極めて行ったことを知ることができました。

記念に、ダンナさんとおそろいで、ダリのヒゲがデザインされた、
Tシャツを買いました。

その夜は、磐梯熱海の温泉に泊まりました。
磐梯熱海は、3年前、震災から数ヶ月経った頃に訪れたのですが、
当時は原発事故の風評被害から、客足が遠のいて、
閑散としていた記憶があります。

今回はその時と同じ旅館に泊まったのですが、
前回は、お客さんのキャンセルが多くて大変そうだったのが、
今回はGW中ということもあって、満室なんですよ、
と笑顔で言っておられたので、良かったと思います。

近くには、ケヤキの森の遊歩道があるのですが、
そこは新緑が美しくて、とても気持ち良い森林浴ができました。

温泉は、こちらもサラサラの単純泉で、肌がつるつるになりました。

今回は、本当に久しぶりにゆったりとできて、
とても良いリフレッシュの旅になりました。
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赤城山 [旅日記]

ダンナさんが仕事納めになり、
私のクリスマス奉仕も一段落したところで、
二人で赤城山の温泉に一泊して来ました。

行ったのは、ここ

行った日は曇っていて、しかも夕方暗くなり始めた頃に、
近くの大胡駅からタクシーで向かったら、
木々の陰が黒々とせまる山道をどんどんと入って行き、
ちょっと不安になってしまいましたが、無事に宿に着きました。

周りには山と川しかない、一軒宿で、
(そういうところが好きなんだもん)
大自然の中で湯につかると、今年の疲れが癒されるようでした。

お食事は女将さん自ら作られているそうです。
和食を基本にしながらも、ごま豆腐にカボチャがまざっていたり、
おからが田麩のような味と食感になっていたり、
里芋が松茸のように切ってあったり、
楽しい趣向がところどころにあって、しかもそれがとても美味しくて、
しかも材料は近くで採れる自然の材料ばかりということで、
こちらも癒されるお食事でした。

翌日は、山を徒歩で下って、赤城神社まで行きました。
私はクリスチャンで参拝はしませんが、
「お邪魔します。失礼します。」と言いながら、境内を見てまわりました。
俵藤太が寄進したという立派な杉(樹齢1800年と伝えられる)があり、
それ以外にも、神社の裏庭が杉林になっていて、
都会に住む私達とは全く違う悠久の時間が流れているようでした。

とても良い時間を過ごしてリフレッシュしましたが、
今日は山くだりの疲れと筋肉痛が出てしまいました・・・トホホ・・・
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