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冷えに気をつける [がんの記録]

10月の初め頃に、急に気温が下がって以来、
身体の調子がいまいち良くありません。

実は若い頃から寒さにはあまり強くなかったのですが、
ここ2年ほどは、冬の1月〜4月ぐらいは、
身体の器官が全部ストライキを起こしたような感じで、
だるいわ、すぐに風邪をひくわ、関節が痛いわ、
胸焼けがするわ、便秘になるわ・・・
これは冬眠するべきなんじゃないか?と思うぐらい、
体調が悪くなるようになりました。

それなりに冷えには気を使っていたつもりですけれど、
ちょっと気を抜くと、冷えて肩こりになっていたり、
汗をかいた後に着替えをしないで、冷えていたり、
冷えると言われているコーヒーが好きだったり、
夜は冷える北の部屋で寝ていたり・・・と
意外と冷える瞬間が多い生活だったかもしれません。

冷えはがんにも良くないそうですね。
体温を高く保つだけで、小さながんならば免疫細胞が
殺してくれるらしいです。

そこで、寒くなって来た今、
冷えを防ぐことを改めて考え直してみたいなぁ、と思います。

まだ、例年より厚着をしている以外は、何もしていないのですが、
いずれ実際にやってみて良かったことがあれば、
ここに書いて行こうと思います。
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最近の食生活 [がんの記録]

がんになりにくい身体を作るために、
食べる物について色々と学んでみているこの頃です。

最近試していることを書いてみます。

☆朝ごはんの時に、野菜ジュースを作って飲む。
がんに野菜ジュースが良い、という噂は以前から聞いていて、
私もそういう趣旨の本を一冊持っていました。

そこで、スムージーが手軽に作れる、と評判の、
○イタミックスというジューサーを購入し、
毎朝、ガーッと回して飲んでいます。

ちなみに、がんの人のためには、
スロージューサーが良い、という話があるのですが、
私はまだ初期のがんで、体力があるし、
便通も良くしたいし、
また現在の食生活の考え方は(前記事のシェフの方針に賛同して)、
野菜の皮も種も、できるだけ全部食べる主義だし、
第一私がドケチなので、
野菜の食物繊維の部分を捨てるなんて、やだ!

という訳で、可能な限り全部を頂ける
○イタミックスにしました。
(アボカドの種まで粉砕できるらしい・・・)


☆そのジュースに入れる野菜はもちろん、
野菜はできるだけ有機野菜、もっとできれば在来種を選び、
農薬が残っている可能性がある野菜は、
ホタテの粉、焼成カルシウムで洗っています。


☆その在来種で自然農法をしている農家さんを探したところ、
割と近くで実践しておられる農家さんを見つけ、
定期的にお野菜を送って頂くことにしました。


☆有機農法の材料だけを用いたぬか床、というのを見つけて購入、
冷蔵庫で手抜きをしながらですが、
ぬか漬けを自分で漬け始めました。
私が利用しているのは、これです。

とてもおいしいですし、高血圧気味の私は塩加減を調節できるので、
購入以来、毎日のように何か漬け込んで食べるようになりました。

大好きだったヨーグルトを最近はあまり食べられないので、
(医学的に立証されてはいないけれど、乳製品の摂りすぎは、
やはり乳がんに多少影響するように思えるので)
その分こちらで乳酸菌を摂れるのがありがたいです。


☆ここ数年はゆるやかな糖質制限をしていたのですが、
病院に入院したら毎食お米のごはんが出て来て、
それでも太ったり健康を崩したりすることがなかったので、
最近はお昼には必ずお米のごはんを食べています。

白いお米だと、お米の栄養の一部しか摂れないので、
最初は玄米を食べようと思ったのですが、
玄米はぬかの部分に残留農薬が残りやすい、とか、
一部毒になる部分もある、という説があり、
どうしようか、と思っていたところ、

ロウカット玄米という物を知りました。
玄米の一番表面にある、硬い部分だけ少し取り除いたもので、
残留農薬や毒になる部分の危険が少なくなっているらしいです。

それを取り寄せて食べてみたところ、
とても柔らかくておいしかったので、しばらく続けることにしました。
ちなみに、ロウカット玄米を炊く前も、
10分ぐらいは焼成カルシウムに浸けています。

☆晩御飯にはお味噌汁を作る。
お味噌も日本人の身体に合う発酵食品、ということで作っています。
中身はなんでも良いのですが、沖縄産のもずくが多いです。
お味噌は、何年か前に知人に頂いた、手作り味噌です。
それがなくなったら、完全に無添加のお味噌を探そうと思います。


☆特別な時には気にしない。
普段は上記のように、自分の身体を考えた食生活にしているのですが、
友達や知人と一緒に食べる、教会でみんなと食べる、
何かの記念日等で外食をする、というような場合には、
意識モードを完全に切り替え、
何でも楽しく食べることにしています。

まだ、そういうことが許される体調であることに感謝です。


☆食生活も人生も楽しむ。
どんなに身体に良い、がんの予防に良い、と言われることでも、
自分にとっておいしくない食べ方をしない、
楽しくないことをしない。
私らしくないことをしない。

多分、どんなに良い、と言われる方法でも、
自分に無理のある方法だったら、それを日常的に続けると、
そのストレスだけでがんが発生してしまうと思うので・・・


・・・と、以上のような感じでやっています。
野菜を全部焼成カルシウムに浸けて洗う、とか、
ぬか漬けを自分で漬ける、とか、
ちょっと面倒くさいのですが、
神様が私達に下さったものをそのまま頂くためのプロセス、
と思うと、意外と苦ではなく、結構楽しかったりします。
(これもあくまで、私の場合は、ということですが・・・)

いずれお薬や放射線の治療が始まると、
これを続けられない時もあると思うのですが、
その時はまた、神様が道を拓いて下さることを信じて行こう
と思います。
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色々な学び、気づき [がんの記録]

退院して3週間が過ぎました。
手術の傷の痛みも日に日に軽くなって、
リハビリのお陰で、腕も随分と上がるようになりました。
ほぼ、手術前の体力に戻って生活できています。

昨日は、久しぶりに軽井沢にある教会に招かれて、
ソプラノ歌手の方と一緒に礼拝で演奏して来ました。
手術の後遺症をほとんど感じずに、
却って良い状態で演奏することができました。
聖霊が働いて下さったのはもちろん、
軽井沢の自然に触れて力を頂いたところもあったように思います。

10月26日に再び通院の予定で、
そこで生検の結果と、今後の治療方針についてのお話があります。

治療とはもちろん、抗がん剤による化学療法、ホルモン治療、
放射線治療のことです。

お話を伺って、納得ができればすぐに治療に移るので、
(セカンドオピニオンを頂くことになるかもしれませんが)
11月からそういった治療が始まることを前提に、
今色々と勉強しています。

今後長く付き合って行く、がんそのものについて知り、
抗がん剤、ホルモン治療、放射線治療を組み合わせる標準治療について知り、

また自分の生活をどんな風にやって行くのか(食生活や生活習慣)
調べたり、考えたりしています。

食生活については、退院後随分と変わったと思います。

まずは、入院中の食事で学んだこと
1、一汁三菜が基本で、お米のご飯をちゃんと食べること、
2、とにかく色々な物をまんべんなく食べること、

私はがんになる前にも、それなりに身体のことを気をつけて、
野菜を中心に食べていたつもりだったのですけれど、
実際にがんになって寛解した方や、
余命わずかと宣告されても、その後進行を食い止めておられる方などの
手記を読んでいると、
私の食生活は、本当に身体に良いものではなかったのだなぁ、と思います。

それから先日本屋さんで偶然見つけた本があります。


がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事

がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事

  • 作者: 神尾 哲男
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/03/09
  • メディア: 単行本



この方は末期がんで余命一年、と宣告を受けてから、
医学的治療はせずに、
食事の改善をすることによって、その後14年生き延びた
フランス料理のシェフだそうです。

目からウロコでした。
私は、生まれた時から食品添加物や農薬を50年以上摂取して来たのですが、
そういった物が人間の身体に継続的に入る異常さを
あんまり意識していませんでした。

実際、多少摂取してもすぐに病気になるものではない、ということで、
(こういう言い方、放射能汚染の時も使っていたけど、
後々病気になる人が増えることをどう考えているのでしょう。)
厚生省も何百もの添加物を許可している訳ですが、
何十年も摂取し続けた日本人に、がんが多くなっていることを見ると、
原因の一つと疑うのは、当然だろうと思います。

そして、このシェフが、食事の改善によって、
その後14年生き延びた、という話を聞けば、
いよいよ信憑性があるように思います。
(今年になって亡くなられたらしいです)

あと、私の感覚には合っている考え方のように思います。

そこで、できるだけ自然のものを食べよう、と
シェフが書かれたことを参考に食事を改善し始めたのですが、

おぉ、なかなか難しい。

何が難しいって、食品添加物を避けて生活しようと思うと、
スーパーで売っている便利な調味料や食材が、
ほとんど使えない、ということがわかって来たのです。

出汁をわざわざ取らなくても、パパッと粉や液体を足せば美味しくなる、
和洋中の色々な出汁とか、
野菜やお肉を足せばすぐに一皿完成するとか、
便利な冷凍食品とか、レトルト食品とか、インスタント食品とか・・・
そういったものの恩恵にあずかって来たズボラな私は、
料理の仕方を根本から変えなくてはならないです。

最初は「うわぁ、あれも、これもダメなのか!?」とため息ばかりでしたが、
(冷蔵庫の中の調味料がほとんど良くない添加物使用で全滅!
でももったいないから、とりあえず全部使い切ってから変更の予定)
一つ一つ変えて行くと、何のことはない、
昔のおばあちゃん世代が使っていた食材と料理の仕方に
戻れば良いんですね。

自然に栽培された(有機農法、在来種)、旬の物を食べる、
農薬がついている可能性がある場合は、
きちんと洗って落とす(これは昔はなかったことだけど)、
出汁は自然の材料を揃えて自分で取る、
たれやドレッシングも自分で作る、といったこと・・・

化学物質にまみれた現代の都市に生きていれば、
全く有害な物を身体に摂取しない、ということは無理なのですが、
そのシェフも書いておられたように、
100摂取してしまうところを70ぐらいに抑える、という努力が
できれば良い、ということなのだと思います。

私の場合、まだ初期のがんなので、
今のところは標準治療を行おうと思っています。
ただ、それだけに任せずに、自分自身でも
今後、再発しにくい身体を作ることができればと思います。

いずれにせよ、私のがん(ガンコフ君)は、
私に、これまで思いもしなかったことに気づかせてくれます。

手術後の私の身体の中に、いるのか、いないのか、わかりませんが、
新しいガンコフ君を生まないためにも、
他にも色々と勉強してみたいと思います。
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