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クリスマスに四谷怪談 [プチオタ日記]

25日のクリスマスは、
クリスチャンのポン友と、
国立劇場でやっている歌舞伎の「四谷怪談」を
観に行って来ました。

クリスマスにクリスチャンが怪談!?

でも、切符を取ろうとしたら、
その日しか取れなかったんだも〜ん!

松本幸四郎、市川染五郎親子の共演で、
お岩さんと伊右衛門のお話だけではなく、
その二人の設定と関係の深い、忠臣蔵の仇討ちのお話も
取り混ぜて構成してある筋立てでした。
(伊右衛門は、奥さんを殺した悪人であると同時に、
塩谷判官の家を裏切って高師直の家についた悪人、
ということでもあるらしい)
最初に、染五郎扮する作者の鶴屋南北の口上があって、
最後は討ち入りで終わる、という趣向。

お岩さんのお話の部分は、やっぱりドロドロで救いがなく、
舞台全体も暗くて、思いっきり陰鬱な雰囲気に・・・
(でも、幽霊になったお岩さんの、宙づりとか、
あちこちに出没するからくりとか、
よく出来ていたなぁ・・・)
でも、最後の仇討ちのチャンバラは、
これが歌舞伎の殺陣かい?と思う程、スピーディで華やかで、
照明もパッと明るくて、
それまでの鬱々とした気分を一気に払う感じで終わったので、
「あぁ、これで安心して年を越せる。」という気分になりました。

(仇討ちにしたって、人を殺す話で、
決して「スカッ」とする内容じゃないんだけど、
「スカッ」とするように描かれるし、
みんなそれで納得しちゃう訳で・・・)

ポン友とは今後も時々、歌舞伎を観に行くと思います。
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