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入院中お世話になった人々 [がんの記録]

入院中は、顔を合わせて直接お世話になる人々はもちろん、
全く顔を合わせなくて、廊下ですれ違ってもそれとわからないけれど、
ものすごくお世話になる人々もいる・・・

なので、お世話になった方全部、というのではないのですが、
とりあえず入院中私の印象に残った方々のことを書いてみようと思います。

担当医の先生、
私の場合は、最初に担当して下さった先生が、
そのまま執刀もして下さいましたし、
これからもお世話になると思われます。

担当医の先生と一緒に治療を進めてくれる、チームの先生方、
一回だけ手術後の回診で、4人の先生が来て下さいました。
ほんの一瞬で、お顔を覚えることも、名前を確かめることもできませんでしたが、
(ベッドの標識にはただ、◯チーム、とチーム名だけ記されていました)
この先生達が、私のデータを見ながら、
治療方針を検討したり、手術に臨んだりして下さったのですね。

麻酔科の先生、
すごく印象的でした!
よくテレビの医療ドラマで、ちょっと変人で腕だけはすごい麻酔科の先生
っていうのが出て来るんだけど、それはこの先生のことなんじゃないか?
と思うぐらいのインパクトでした。
どうインパクトがあったのかを書くと、
先生が特定されてしまうかもしれないので、詳しいことは書きませんが、
術前説明の時に、「おっ!これはキテる!」とわくわくしてしまいましたし、
手術台の上で麻酔をかけて頂く時、先生の言葉につい笑ってしまい、
そのまま意識がなくなりました・・・
あれは一つのテクニックだったのか、それとも天然なのか・・・?

センチネルリンパ生検の先生と看護師さん、
こちらの先生も、ちょっと変わった感じで、
最初白衣を来ていなかったら、先生に見えませんでした。
翌日手術の該当者ばかり5人ほどで一緒に伺ったのですが、
最初に待合室で私達患者と一緒に座り、
これからどんな目的で、どんな風に生検をするのかを説明して下さいました。
助手をしておられた看護師さんは、ご自身が乳がんを経験なさったという方で、
お元気そうに働いておられる看護師さんから、
「大丈夫よ。」と言って頂いて、とても心強かったです。

看護師さん、
一番直接お世話になったのは、やっぱり何といっても看護師さん達でした。
入院後の説明やガイダンスに始まって、定期的なバイタルの確認、
手術の後には、点滴やドレーン、患者の体調を何度も見に来て下さって、
一番つらい時間のケアをして下さいました。
患者のどんな要求にも、優しく、穏やかな声で対応して下さって、
本当にありがたかったです。
また、改めて、看護師さんのお仕事って本当に大変で、
でもありがたくて、尊いんだなぁ、と実感しました。

准看護師さん、
やはりとてもお世話になりました。
ベッドや患者が使う物を整えて下さったり、
手術後の患者のためのリハビリDVDを流して下さったり、
(参加は自由なのですが、毎日決められた部屋で実施されます)
お食事を配って下さったり、そういった患者のフォローを何でもなさる感じで、
いつも忙しそうに働いておられました。

お掃除の方
病棟には毎日お掃除の方が来て、掃除して下さいます。
患者が寝ているベッドの下の床も、毎日違う方が来て、
丁寧に掃除して下さいました。
病棟も、トイレも、シャワー室も、いつもとてもきれいで、
気持ちよかったです。

あと、お食事がとてもおいしかったです。
担当医の先生に、がん患者はどんな食事をすれば良いのですか?
と質問したところ、
入院中に出る食事を参考にすると良いですよ、との答えだったので、
毎食写真に撮って、献立を記録しました。

毎食20円追加料金を出すと、3種類の献立の中から選ぶこともできたのですが、
色々食べた方が良いと思って、あえて選ばず、
毎回3種類の献立のどれかが来る、という風にしました。

すると、特殊な食材がある訳でもなく、
乳がんの食事でよく懸案となる、乳製品や大豆製品が避けられている訳でもなく、
普通に色々な食材を使った、バランスのとれた食事、
ということがわかりました。

ただ、高血圧の家系で、薄味に慣れている私には、
もう少し塩分控えめでも良いかな、と思ったのと、
(病院の栄養士さんが計算して下さっているので、健康な方なら大丈夫)
夜なんかはご飯をあんなにたくさん食べなくても良いかも、
(毎食普通のお茶碗に一杯)という気はしました。
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